アルブラハム・マズローをご存知だろうか。
アメリカの心理学者さんです。
心理学もいろいろあると思いますが、
病理的なものを扱う心理学と、
行動心理学的なものを扱う心理学と、
それとは別に、人間の自己実現を研究する心理学があり、
このマズローさんはこの分野の方です。
ヒプノも精神病理的なものを扱うヒプノと、
行動心理学的なものを扱うヒプノと、
自己実現的なものを扱うヒプノとあるかと思います。
ヒプノって括られてしまうと、
どこも同じに感じるかもしれませんが、
そうではありません。
全然違うんですね。
なので、ヒプノを教えている、やっている人が、
どの分野の人なのかを見定める必要がありますが、
意外とやってる人本人も、わかってないことがあります(爆)
私が扱っているのは、
このマズローさんの分野と同じで、
自己実現系なんですね。
ただ、自己実現するにあたり、行動心理学的なアプローチがないと、
前に進めないことが多々あるので、
この行動心理を扱うセラピーも取り入れています。
行動心理学系のセラピーって、
自分について考えたり、悩んだり、紙に書き出したりする前に、
その症状そのものがなくなることが多いので、
余計な労力がいりません。
その状態で、潜在意識にアプローチして欲しいなって思います。
で、マズローさんなんですが、
彼は人間の欲求の発達段階として、5つの階層をつくりました。
一つ目の欲求が満たされると次に進むと考えました。
人の欲求の一番最初にあるのは、
1・生理的欲求 です。
まぁ、そうですよね。人間だもの。(みつを)
みたいな感じで、人間といえども動物ですからね。
生理的欲求ってのがあります。
食べたいとか、トイレ行きたいとか、寝たいとかですね。
ここが満たされると、次に出てくるのが、
2・安全の欲求 です。
食べて、寝たら、雨風しのげる場所で過ごしたいですよね。
その次に出てくるのが、
3・所属と愛の欲求
おお、この辺から人間的です。
人は、基本的に群れて生きる生き物ですね。
完璧にひとりで生きる人間っていません。
山でひとりで洞穴で、、とか、、、
ま、時々いるかも知れませんけれども(いるのかw)
それも、ほとんど、何か宗教的な洗脳により行っているか、
または、戦争とか究極の状態からそれを余儀なくされたかで、
自然とそうなった人はいないだろうと思います。
そして、私達は、家族や学校や仕事で、誰かしらとコミュニケーションをとり、
そこで関係性を築く生き物です。
この次に出てくるのが、
4・承認の欲求 です。
所属と愛の欲求が満たされてくると、その所属の中で、自分という存在価値を
もっと認めて欲しいという欲求がでてきます。
これ、わりと男性はここ強いですよね。
社会の中でバリッと仕事をして、
地位を築きたい、こんな欲求は承認の欲求です。
承認の欲求というと、なんか、ちょっとイメージ悪い感じしますが、
そんなことはない。ここがない人は、仕事はできなさげと思います。
男の人って、どんなに愛する人がいようと、
仕事で成功しなければ、仕事に充実感がなければ、しぼんでいくもの。
男性が3の段階、所属と愛の欲求の階層にいる人って、あまり見ません。
逆に女性は、所属と愛の欲求の階層にいる人って結構多い気がします。
ここを満たそうと頑張ってる女性は結構多い。
男性は4の階層にいる人のが多いですね。
まぁ、この承認の欲求が満たされると、
5・自己実現の欲求 に入ります。
承認されてこそ、たどり着く階層なんですね。
自己実現の欲求というのは、
自分の潜在能力を全開花させて、最大限に自分を発揮したいという階層です。
マズローはこの上に、超越的自己実現の欲求 というのを作っています。
この超越的事故時実現までたどり着くのは、人口の2%以下なんだって。
ここがまた面白い!!!
この話はまた、次回。
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