一番大変なのは、
被害者であることを認識することではなくて、
「奥底の意図で自分がそれを望んでいた」ということを
自覚することだと思う。
「いえいえ、こんな酷い目にあうなんて、自分は望んでいません！！」って
思うのは、顕在意識。
「私はみんなのためを思っていました！！」というのは顕在意識だ。
もっと深い潜在意識は、
それとは全く違う事を考えたり感じたりしている。
私たちの深い潜在意識は、もっと巧妙で、
完全に自分の願望をかなえるためだけに発動している。
そこを自覚することは、
顕在意識が発動すると、キツイ。
「私が望んでいた？？？？ これを？？？ 嘘です！！そんなことありません！！！」
「え、じゃあ、私が悪いんですね！！！」
普通は、怒るか悲しむかしてしまう。
これが顕在意識が発動している状態の感覚だ。
怒るか悲しむかしているうちは、
頭だけで考えていて、
奥底の意図の真意がわかっていない。
奥底の意図の真意を理解していないから、
怒るとか悲しむとかいう感情がでてきてしまう。
奥底の意図は、もっと巧妙で、
自分の意図通りの現実を作っている。
それが、どんなに酷い現実であってもだ。
その、ものすごい酷い現実でさえ、
奥底の意図通りの現実なのだ。
だからこそ！この奥底の意図を知る必要がある。
でなければ、
あなたが、顕在意識で望む、希望の現実はやってこない。
顕在意識が望む、希望の現実を実現するには、
今の現実が、
すべて、奥底の意図通りであることを知る必要がある。
自分が、潜在意識の奥で何を望んでいるのか。
そこには善悪も、道徳も存在しない。
だから、頭で考えると、
その道徳も善悪もない自分を直視できなくなる。
直視したくないし、認めたくない。
しかし！！
この奥底の意図をはっきり見、
自覚できたならば、
全ては自分が望んだ通りだったことを、
自覚したならば、
究極的な安心感があなたに訪れるだろう。
嗚呼！この世は、すべて私の思った通りだった！！！
今までも、今も、これからも、
ずっと、あなたの希望通りの現実しか待っていないことがわかることの、
この究極的な安堵感は、果てしない。
誰かに許してもらうとか、
誰かを許すとか、
そんなことは関係ない。
そういう表面的な世界とは全く違う、
まったく次元の違う世界に
あなたは足を踏み入れるだろう。
