昨日は、マスタースクールでした。
ほんっとーに私たちは、目覚めの時期に入ったんだ、ということを
毎回、講座ごとに思います。
この目覚めのポジションに入ることは、
ほんっとーに意義あることです。
マスタースクールが良いなと思うのは、
受講生さんが、決してクライエントの立場ではないということ。
人を導く立場に立とうと思ってらっしゃる方、という前提で教えていくので、
わたしは、セラピーのゴールについて、
きちんと明示できるのが嬉しいです。
セラピーのゴールとは何でしょう。
あの出来事のせい、あの幼少期のせい、あのお母さんのせい、
という「誰かのせい」という思考は、誰もが持ったことがあります。
もちろん、わたしも。
おそらくその「誰かのせい」と思ったことがない人は、
この世にはいないと思います。
どんな素晴らしい人でも、
きっとキリストでも、ブッタでも、
〇〇のせい、という思考は持ったでしょう。
セラピーの目標は、
この「〇〇のせい」という思考からの脱却です。
この脱却に成功しないかぎり、
ホンモノの癒しはやってこないからです。
全部「自分のせい」なのです。
どんなネグレストな親だったと思っていても、
どんなに虐待を受けたと思っていたとしても、
それも全部「自分のせい」。
それは自己卑下とか、自己肯定感の低さとかではなく、
世界の真実に目覚めた姿であり、
「だから私が悪いのね」
ではなく、
自分が本気の創造主であることを実感認識する旅なのです。
世界は私の脳です。
宇宙は私の細胞です。
それは私の脳であり、
それは私の細胞なのですから、
どこにも分離はありません。
この視点に立てるかどうかが、
クライエントさんを目覚めに導けるかどうかの鍵なのです。
インドのベーダや仏教などを勉強すると、
自分が創造主であることを知れるのは、
本当に修行した、ごく一部の高僧だけだと感じるかもしれませんが、
今の時代はそうじゃなくなったのです。
本気で自分が創造主だと実感認識するのは、
この時代、可能になったのです。
今の時代は、
セラピーを続けて行けば、
覚醒は確実に起こります。
それには、意識の世界の中で、
「ここが覚醒の位置だ」と、
施術側がわかってないとなりませぬ。
これがわからず、
クライエントが抱える苦しみに寄り添っていたら、
その苦しみから脱却するのには、
ものすごい時間がかかるでしょう。
お金も時間もかかってしまう。
これは、施術側、セラピスト側が、
覚醒の位置がわかっていないから、導けないのです。
そうではありません。
そうであってはいけません。
ここがゴール、ここが癒しの位置、ここが覚醒の位置だ、と
示してこそ、
本気の気づきが起こり、
ほんものの癒しを体感できるのです。
そのためには、セラピストは、覚醒せねばなりません!!!
世界は私の脳で、
宇宙は私の細胞であることを、
実感認識しないとなりませぬのよ。