今年もあとわずかである。
私はなんとなく終わらない仕事をだらだらと抱えながら、部屋の掃除をすることもなく、
ピアノなんか弾いて楽しく過ごしちゃったりなんかして、クリスマスツリーさえまだ片づけていない。
おせち料理も作るつもりがあるのかないのか。
いや、ほとんど作る気がないとみた。
昨日は正月にうちに来るとかいう話しになってなんとか阻止しようとしたが無理だった。
うーん、でもおせち料理は作る気ないんだ。
お雑煮とお刺身で誤魔化そう。
お正月に来るとかいう人は電話越しに怒っていた。
私が煮え切らない返事をするからだ。
「何?何なの? いったいどういうことなの?!」激しく激怒。
しるか。
「いや、普通に考えたら、それはちょっとおかしいでしょう」
私の言ってることは、別に常識的な普通のことだ。
しかし、自分にとって常識的でも普通のことでも、
他人にとってはそれは非常識だったりするから、ややこしい。
私は、一度逃がしたチャンスは二度と来ない気がする。
いや、もしかしたら来るのかもしれないけれど、
それを人生で実証することは不可能だ。
人生は、いつでも結果論でしかない。
しかし、その結果論からいって、
今までの人生を振り返って、
また、他の人の生き様などを観察して思うのは、
「一度逃したチャンスは二度と来ない」ということだ。
運に乗るというのは、そのチャンスをすくい切って、
しっかりと仕事するという事だと思う。
チャンスを拾っても、そのチャンスに見合うだけの仕事をしなければ、
またもやチャンスは手からこぼれて逃げていく。
チャンスを拾うことと、きっちりとした仕事をすることの両輪がなければ、
運に乗るとは言えないのだ。
そして悪いが、そのチャンスは二度とやってこない。
セッションルーム一つ借りるのたりとて、
チャンスに乗れるか乗れないかの瀬戸際にある。
私は、今の船橋にセッションルームを構える前に、
松村潔先生がそのころ行ってたタロットの個人セッションに行き、
先生がチャートをみながら、「この天王星が4ハウスにあって、MCと関わってる時に、
部屋を借りるといい」というようなことをいった。
天王星が4ハウスにあるのは、しばらく数年ある。
まぁ、ゆっくり探せばいいか・・と思っていたのだったが、
私は、帰宅して家でホロスコープをぐるぐる回しながら、
「はっ!」と思ったのだ。
「やばい! この天王星がMCに関わっているのは、3月くらいまでで、それを過ぎたらMCとは関わらない。
その後に借りても絶対にだめだ」
絶対にダメだったかどうかはわからない。検証しようがない。
しかし、何かに私はかられるように、これは何が何でも3月中なんだと思ったのである。
そうしてあわてて見に行った最初の部屋が船橋の現セッションルームだった。
他にももっと良い所あるかもしれないとか、
都内に出てみようかなとか、
欲をだして見に行ったものの、
他の不動産屋さんは私に部屋を貸すそぶりがなかった。
物件探しに途方に暮れる私に、
まだ部屋空いてますよ・・いかがですか?とメールしてきたのが、その船橋だったのだ。
最初から、ここにしろよ、と何かに言われていたのかもしれない。
そして、何かに駆られるように 「NOW OR NEVER! 今しかない!」
と思ったのは正解だった。
部屋を借りた5日後から、
お申込みメールがひっきりなしに入ったからだった。
あの時に部屋を借りてなかったら、
たぶんそれも起らなかったと思う。
検証のしようがないことだが、
でも、私ははっきり思う。
あの時に部屋を借りなかったら、
天王星がMCと関わっている時に部屋を借りなかったら、
お申込みは来なかったと思っている。
人生とはそういうものなのだ。
理屈を超えたところで、運命は回っている。
つまり、その時に自分がするべき行動をとらなかったら、
運命は回り出さない。
あなたも、気を付けたほうがいい。
あなたに今あるチャンスが何か。
そのチャンスを生かさないならば、
それはもう二度とやってこない。
乗り遅れた電車に、また乗ることは不可能なのだ。
だからこそ、細心の注意を払って人生を生きるのだ。
感情とか、体調とか、人間関係とかに気をとられて生きていると、
天の声が聞こえない。
不必要なものは整理して
天の声を聞くといい。