くれくれ乞食精神でセラピストにならないでおくんなまし。

おはようございます。

昨日は 「長女の願い事はひとつ」という記事を読んで、

子育てとか、インナーチャイルドのこととか色々思いました。

記事は感動的で、切ないお姉さんの気持ちと、

それを見守る、とってもすてきなお父さんの視点が書かれています。

なんて、子供を愛してるのだろう!!

そして、

この記事を読んだあと、思ったのですが、、

よく、お母さんに愛されなかったとか、

お母さんは弟のことのが可愛がってたとか、

そういう話はよくよくあるのですが、

きっとたぶん、それは比較の問題じゃなく、

お母さんにそもそも、

「人に与えられるような愛がない」

のだと思いました。

人はよく関係性で、自分は愛されてないけど、兄弟は愛されてたとか、

そういう話があるけれども、

そうじゃないんじゃないんだと思います。

お母さんが、たとえ他の兄弟には優しくしてるように見えたとしても、

それは見えたというだけで、

そもそもお母さんに「人にあげられるような愛」があれば、

性別がどうであれ、子供の性格がどうであれ、

愛しただろうと思うのです。

つまりね、比較されてあなたが愛されなかったのではなく、

そもそも、お母さんに愛がなかった、というだけなんだな、と思うのです。

お母さんは自分のことで精一杯で、人にあげられるような愛がなかった、

ということなのだと思うのです。

そのお母さんに愛がなかったことについて、

そもそも人を愛する愛がないのですから、

そのことについて、

責めてもほぼ意味がない。

で、人を愛する愛というのは、

執着でも共依存でもなく、粘着でもなく(爆)、

(↑それらは、愛ではなく、欠乏感からくるものです。くれくれ乞食とも言います。)

普通に輝いて暖かいというようなもので、

差別がないものだと思います。

差別がある時点で、

その人には愛がないのですよ。

もう一度いいますが、

差別がある時点で、

その人には愛がないのですよ。

つまり、何が言いたいかというと、

もう大人になった今も、

愛がない相手から、

一生懸命、愛をもらおうとがんばろうとするような、

「子供のあなた」「内なる子供」=インナーチャイルド

が今も活動してませんか?ということです。

相手には人にあげるような愛がないんです。

ないから愛されないだけで、

その愛されない理由は、

あなたに原因があるわけではない、ということ。

そして、あなたの中には、

自分で自分を愛することができるし、

その愛が備わっていることを

発見してほしいなと思うのです。

その、自分の愛を見つめないと、

ずっと、くれくれ乞食をしてしまうのだと思いました。

FBみてたら、

家族関係がうまくいってない人は、

セラピストの仕事はうまくいかない、

と書いてる記事がありました。

それはまさに、この愛の問題だと思いました。

仕事は愛せても、家族は愛せないような、

その程度の愛では、たぶんセラピストはできない気がします。

つか、そういう場合は、間違いなく、自分が整ってないので、

他人にかまってる場合ではないですよ。

自分が整えば、家族関係も整い、

それをもって初めて他人に関われるのであって、

その土台がないのに他人に関われば、

相手によからぬ影響をもたらすだけだとおもいます。

相手によからぬ影響というのは、

他人の欠乏感を刺激して、

自分に粘着させたり、共依存させたり、

というのも、その影響の一つです。

それ、クライエントさんが悪いんじゃなくて、

あなたが依存させてるんですよ、ってことです。

作家とか芸術家ならいいんですけどね。

ああいう人たちは、並々ならぬ集中力で作品を愛してくのでしょうから、

その愛が他の人に回らないのは当然です。

彼らはセラピストではありませんから、それでいいですが、

セラピストや、

こうした精神世界系の自分を整える関係の仕事は、

自分が整ってないなら、

まず、そこからやらないとね。

自分を見つめることからしないとね。

しかし実際は、

家族とうまくいってない、

子供とうまくいってない、

子供が愛せない、

そういう人が

逃げ場みたくして、スピ活動してることも多々アリ、

うっかりそうした人に関わってしまうと、

人生が混乱していく気がします。

愛は意地の張り合いでも、

欠乏感でもないということ。

差別でもないということ。

粘着でも、

くれくれ乞食でもないということ。

それを、わかってないで、

スピリチュアルとか、セラピストとか、

うーん、なんか違くね?

くれくれ乞食精神でセラピストにならないでおくんなまし!

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