試合はとっくに始まっている。

ひゃー、もう大晦日ですね。

大晦日って意外と暇ですよね。

いや、料理とかされる方は忙しいかと思いますが、

俺は暇だぜ!(えばるな)

この年末、私はこれほどまでに、未来を思い描いたことはないような気がします。

未来を思い描くって、

ようするに、将棋で何手も先を読むっていうのに近い。

今の現状こうだろ?

そんで、ここに進むと、

きっとこうなる。

で、だから次こうなって・・・

って何手も何手も先を読む。

将棋と人生が違うところは、

終りがないという所かな。

終りがないからこそ、

完全に負けたり、完全に勝ったりしない。

そこがまた面白い。

人生はゲームなんだよね。

何手も先読んで、こうしたらこうなるかなって、

思いを馳せながら進んでいく。

将棋をやるときには、いちいち、

自分は、ここに駒を進めていいだろうかとか、

進める価値があるだろうかとか、

駒をここに進めたら周りからの軋轢がないだろうかとか、

いちいち考えないじゃないですか。

人生も同じで、自分が進もうとしている方向に対して、

しっかりその方向を見ればいいだけなのに、

いちいち目線を自分に向ける必要ないのね。

結婚したいと思った時、

結婚すればいいだけ。

周りを見て、結婚してくれそうな人に声かければいいだけ。

起業したいと思ったら、起業すればいいだけ。

自分の周りで仕事になりそうなことをすればいいだけ。

その時に、自信がないとか、自信がないとか、

って考えちゃうならば、

目線はまったく目標にはなくて、目線はずっと「自分」にある。

自分なんか、見ててもしょうがないんだよ。

どうせ、そんな変わりっこない。

それは、

本当は、将棋をやってるのに、

まったくその試合に参戦してなくて、

試合の盤すら見てなくて、

自分の顔を鏡に映して一生懸命に見てるのと同じ。

そうじゃなくて、将棋をしようよ。

もう、試合はとっくに始まってるんだ。

試合をしているうちに、自然と自分は変化していくよ。

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