私達は、脳内でいろんな話をしている。
その会話は一日中、一年中、一生中、変わらない!
一生!!!
そう一生かわらないのだ。
この脳内会話、少し見つめて欲しい。
あなたが何か目標をもってやっている時、
ふっとこんな言葉が脳内から発せられるのを聞いたことはないだろうか。
「こんなことやってどうなるんだ。」
笑笑。
「私、なんでこんなことしてるんだろう」
ふっと、全ての火種に水をかけようと、
脳内に「こんなことやってどうなるんだ君」が、襲ってくる。
その「こんなことやってどうなるんだ君」にあなたはなんて答えているだろう。
きちんと答える必要がある。
この「こんなことやってどうなるんだ君」を放置しておくことは、
人生を生きるという情熱の火を消しかねない。
「これをやって、家族を幸福にしたい」とか
「世界をより幸せにする」とか、
何かあなたの魂にヒットするフレーズというのがあるはずなのだ。
なぜなら
人生を生きるというのは、情熱からしかできない。
私達は覚えているかいないかにかかわらず、
この世に生まれた理由は「情熱」からなのだ。
それはチベットの死者の書にもかかれている。
死後、魂だけで世界を浮遊しているときに、
ふっと興味をそそられ「情熱」を感じたものが、
この世界に生まれてくる。
なにがしかの「情熱」を感じたものだけが、
この世に生まれてくる。
身体を手に入れるのだ。
そう、あなたの心臓は、
ただただ情熱のために動いているのだ。
情熱を一切感じなかった硬く冷たい魂は、もうこの世に生まれてこない。
つまり人生は情熱だ。
情熱でしか人生はできてない。
情熱以外で人生が始まることはない。
その時のことをあなたは忘れているかもしれないが、
あなたは何かに強烈に情熱を感じたからこそ、生まれてきたし、
その情熱が何だったのかを、
思い出して欲しいし、人生の最後まで握っていて欲しい。
だから、
自分の人生を生きるには、
脳内にいる「こんなことやってどうなるんだ君」と、
きちんと対峙しなくてはならないのだ。
それこそが、あなたの魂が成仏する道だ。
「これをやってどうなるのか。」
「私はなぜこんなことをしているのか」
その答えはいつでも用意しておこう。
作って構わない。
とりあえずのものでも構わない。
あなたがやる気になって情熱の火をぼうぼうと燃やせる答えが必要だ。
これは意識的に用意するものだ。
そして、自分の魂に、繰り返し言う。
言って聞かせないと「こんなことやってどうなるんだ君」に人生を乗っ取られてしまう。
繰り返し繰り返し、自分に語ってほしい。
それが火種を消さないコツである。
「こんなことやってどうなるんだ君」という名前が長すぎるので
ここからは「こやど君」と呼びたい。爆爆
脳内の「こやど君」は言う。
「どうしてこんな目にあうんだ」
「こやど君」はいつも謎に「疑問文」を使う。爆
その疑問文をもっと別な質問に変えて欲しい。
「こやど君」はわざと答えられないような質問をしてくるが、
もっとチャンクダウンして、答えられる質問に変えて欲しい。
「どうしていつもこんな目にあうのか」
と問われたら、
「この問題を解決する一番すごい方法をみつけようじゃないか」
「この問題を解決する方法が何通りあるか、みつけてみませんか?」
などなど、
なぜそんなめにあうか、、もちろんそれには答えがある。
物事は必然だ。
しかし、この問に答えるには、
カルマの仕組みを理解する必要があり、
多角的な視野と、レベルの違う愛が必要になる。
なので、ファーストステップとして、
まずは、その質問をもっと別な回答可能な質問に変えてみよう。
「なぜこんな目にあうか」
それは、いつでも問題があなたに解決してもらいたくてやってくるからだ。
自分の存在をあやぶむような質問を
「どうしたらこの問題を解決できるか」に変えてみよう。
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