世の中には、いろんな呪いがある。
呪いをいつも発している人もいる。
私たちがするべきことがあるとしたら、
そうした呪いを発している人からできるだけ距離を置く事だ。
なぜなら、近づいてもロクな事がないからだ。
呪いを発する人というのは、
だいたい、自己顕示欲が強く、且つ、自分に自信がない。
この二つがセットになっているタイプで、自分より目上の人というのがヤバイ。
こうした人は、人の活躍には心の中でケチをつけているし、
人の幸せは絶対に願っていない。
そういう人とはできるだけ距離を置く事だ。
なぜなら、近くにいると、あなたは絶対に成功しないからだ。
あなたは、その人から、おまえは成功できないという呪いをかけられるからだ。
こうした呪いは、無意識に、潜在意識に植え込まれるからだ。
だが、人は、特に日本人などは、
それが会社の上司だったり、先輩だったり、親だったり、
自分より名が知れている人だったりすると、
ついヘイコラしてしまう。距離をとれない。
相手をヨイショして、さらに相手の顔色伺いながら行動したりする。
だから、相手はさらに勢いづいて、エネルギーをあなたから奪う。
そして呪いを発するのだ!!!
こうなったら、あなたはすでに、相手の呪いでがんじがらめである。
抜け出すことは容易ではない。
その人の前で、いつも自分はヘッポコで、役立たずで、
能力のない人間を演じなくてはならない。
そして、演じているうちに、本当にヘッポコで、役立たずで、
能力のない人間と自己同一化していくのだ。
これが呪いの正体である。
あなたはそんなにヘッポコでも、役立たずでも、能力のない人間ではないハズだ。
ただ、呪われているだけなのだ。
親から、兄弟から、上司から、先輩から、友人知人から。
あなたはその人から離れたら、自分にはもっと能力があることに
気がつくはずだ。
こうしたことは、心の中の微細な活動で行われている。
表面では見えない。
心の中で自分を応援しない人、
よくよく考えてみてほしい。
あなたの活躍を本当には願っていない人、
そうした人とは、できるだけ距離を置くことをお勧めする。
あなたは知らず知らずに呪いにかかり、
あなたの人生は、自分のコントロールを離れ、
あっという間に無能な人と化してしまうからだ。
だが、友人の中には、
本当にあなたの成功を願って色々言っている人もいるはずだ。
それは呪いとはちがう。
例え耳が痛いことを言っていたとしても、
その時は耳が痛くても、
後から、あれは本当に有難い助言だったと思うならば、
それは呪いとは違う。
そういう友人は一生に一度会えるか会えないかの貴重な友人である。
その友人を大切にできないなら、あなたの成長はそこまでだ。
私は幸い、だいたいにおいて、
呪いを発する類の人は、自ら遠ざかってくれる。
こういう人が近づいて来たら困る。
こういう人が、近づいて来たら困るなぁと思っていると、
だいたい向こうが自ら、私を避けて、近づかないでくれる。
これは、本当に昔からそうで、嫌な人は本当に向こうから近づかないでくれる。
すごくありがたいシステムが私には搭載されている。
おそらく、自己顕示欲の強い、且つ、自分に自信がないタイプの人にとって、
私みたいな存在は脅威に感じるのではないか・と勝手に解釈している。
ただ、素朴に気取らず、飾らず、自分であり続ける私のような存在は脅威なのだ。
都合のいい解釈だが、都合良く解釈することが、
この世で生きるには大切なのだ。
自分がやりたいことがあって、その能力を100%発揮しようと思うなら、
自分の人生目的にそぐわない、余計な事に対しては
都合良く解釈する能力が必要なのである。
そして、あなたがやりたいことがあって、
自分の能力を100%発揮しようとおもったら、
呪いを発するタイプの人とは、距離を置く事だ。
それが親であっても兄弟であってもしかるべきだ。
「お前はだめだ!」
などと言う言葉を、言葉にならない言葉さえ、
信じてはならないし、呪われてはならない。
そのためには、できるだけ、そうした人と関わらない、
物理的にかかわらないことが大切なのである。