もし、あなたが幼少期に、
満たされない思いがあるならば、
それはずっとあなたの中で、あなたの潜在意識の中で、
くすぶりつづけて、
あなたの人生の様々な場面に出てきて、
何度も、何度も、同じような目にあい、
同じように人に裏切られたり、
同じように人に対して怒っていたり、
同じように悲しみに打ちひしがれてしまいます。
インナーチャイルドに対峙しないと、
ずっとずっと、そのわけのわからない怒りや、
理由のわからない哀しみに支配され続けてしまいます。
講座にでて、「あ、私、自分が嫌いだと思ってるんだ」と
気がついたら、そこにはチャンスの宝庫が眠っています。
その思いが、いつ、どうやって付いたのか、知らないとならない。
知らないから、ずっと意味もわからず、
自分を嫌いであり続けなければならなかったのです。
この認知の部分が、いつもとても不思議でもあり、
驚きの部分でもあるのですが、
人は不思議と、いつ、どうやって、どういう理由でそれがついたかを知るだけで、
人の物事の認識は「ガラリ」と変わってしまいます。
え、そんなことで? そんな簡単に?と思うかもしれませんが、
これは、私が沢山に臨床例を体験していますので、
間違いないものです。
「自分が嫌い」と、
その思いを潜在意識の中で抱き続けていたら、
どんなに時間をかけても、
どんなに人生を体験しても、
世界の全てを「だって、私、自分が嫌いだもの」とかかれた、
サングラスをつけてでしか、世界を見ているようなものです。
それは世界を見ているようでいながら、
ほんとうは自分しか見ていない世界で生きているのです。
それは、この世を体験しているようでいながら、
実は世界は全く体験しておらず、
自分の箱の中だけで生きているようなものであります。
世界はもっと広く、世界はもっと自由です。
でも、それも、箱に入ってた時代があるからこそ、
それがあるからこそ、わかること、というのがあるのを知ってください。
その箱に入っていた時も決して無駄ではなく、
でもその箱から出る体験!!!・・それこそが
あなたの人生に用意された、
スペシャルイベントかもしれません!!
月に振り回され、月に喰われるとは、
まさに、この月の時代に培った、
インナーチャイルドに、
振り回され続け、人生を乗っ取られ、
喰われてしまうということを意味する。