昨日は、私の小学校・中学校・高校と同じだった友人が亡くなったので
集まりがありました。
小学校中学校は、フィリピンにいましたので、私は彼女とそこで一緒だったのと、
彼女は先に中一の途中で帰国してたのですが、
私が高校受験が終わって電話したら、同じ高校だったのです。
(すごい偶然でしょう?)
高校では一緒にバンドをやっていました。
知子という友人です。
知子な亡くなったと聞いて、頭が真っ白でした。
昨日は彼女がやっていた12月文庫という古本屋さんにみんなで集まり、
それはそれは、良い古本屋さんで、
すごく熱いファンに支えられた古本屋でした。
古いレコードも沢山おいてあって、
本もセンスのいい文学本がずらりと並んでいました。
一冊一冊、白い半紙のような薄手の紙で丁寧に包まれ、
「本当に本を大切にしてくれる」といって、
「自分の本はここで売ってほしい」と売りに来る人がいたそうです。
知子は、大学受験が終わった時、うちに電話してきて、
「ねぇ、ひかる(ひかると呼ばれていた)
明治大学と千葉大学と受かったんだけど、どっちに行くと良いと思う?」
私は「そりゃぁ、明治大学だろ。なんで千葉とかいかなきゃいけないんだ」と答えました。
そうしたら、奴は本当に明治大学に行ったのです。
この話しはのちに、うちの家庭内ではよくよく話題になり、
「そんな馬鹿な忠告あるか」「どうして千葉大より明治のがいいんだ」
「国立大のが上にきまってるだろ」「なにお前馬鹿なサジェスチョンしてんだ」
と私は自分の家族から非難ごうごうされたのでした。爆爆
(人の進路なのに、俺が非難されるってどうゆうこと。爆)
私は「でも、あいつ、そしたら本当に明治に行っちゃったんだよね~」と、
心の中では「よしよし」と思っていました。爆
(どんだけ世間知らず。爆)
そんな知子が亡くなったのはショックだったのです。
気さくでさっぱりしているのに、
本当にアイドル級の可愛さで、
女子にも男子にいつでも人気の彼女でした。
私は、知子がアイドル級の太陽のような知子しかしらず、
その後、フランス文学・芸術・60年代音楽などに
造詣が深くなっていった知子はあまり知らず、
昨日、訪れた、ものすごいセンスのいい古本屋を営んでいた知子は知らず、
高校を卒業してから、
別の人生を歩んでいるようでいながら、
なにか似た界隈をうろうろしてたんだなって思いました。
昨日は高校の友人たちと、
マニラ時代の友人たちもあつまり、
ものすごく昔話に花が咲いたのでした。
マニラの友人たちが、小学校中学校とマニラにいた人たちが、
やっぱり結婚しても、旦那さんの仕事などで、海外生活している人が多く、
または自分で海外留学した人もいて、
8人集まって5人が旦那さんの仕事や留学で何年も海外生活経験してるとかって、
ものすごく高い率じゃないですか?
私、ここでやっぱり法則を感じました。
「子供の頃の体験は何度も再現するんだな」ってことです。
人間って、時間が過ぎてるように思うけど、
実は時間って動いてないのかも。
そんなことを思う一日でした。