自分の能力を100引き出すために、
ゼッタイにしてはいけない事があります。
それは、人の気持ちを勝手にネガティブに想像することです。
あの人は、こう思っているに違いない、という思いが、
だいたいにおいて、物事を悪い方向に導き、
悪い結果へと誘います。
「ラインの返信がないのは、嫌いだからかも。
何か、私のことをイヤに思ったのかも。」
と勝手に思い込む・・とか。
「一緒に帰れると思ったのに、
「ちょっと買い物して帰るので、ここで」と言われて、
私と一緒に帰りたくないんだ!!!!」
と勝手に思い込む・・とか。
創造力が豊かなのは結構ですが、
そんなことしていると、命が100個くらいないと生きていけません。
正直いって、
別に、
嫌われてもよくないですか?爆
なぜ、そこまでして、
誰かに好かれないといけないのでしょう。
そのメンタルでは、
自分の能力は100出せるようにはなりません。
まあ、10とか20どまりですよね。
そのくらいしか能力引き出せるようになりません。
もちろん、私のようにカウンセラーをしていますとか、
対人支援の仕事をしていますというような場合、
相手の気持ちを推し量るというのは重要な仕事です。
でも、それって、自分を好かれるためにするのとは違います。
自分を好きでいてもらうために、
相手の気持ちを推し量っているのではありません。
あくまでも、相手の人生を良くするために、
相手の立場になって物事を考えてたりしているだけです。
そして、これと同じような態度で、
普段も過ごせばいいだけなんです。
相手の気持ちを考える、というのは、
自分がどう思われているかの妄想を膨らませる事ではなく、
相手の人生や、生活が、どうしたらよくなるかについて考えるために、
相手の気持ちを考えるのです。
そのとき、それはおせっかいになりません。
おせっかいって、大抵、
「良く思われたいという気持ちが、どこかに垣間見える」
から、ウザいんです。
お前の自尊心のために、なんでありがたがらないとならないんだ、と思うでしょ。
そういうのが、結果としておせっかいになるんです。
つまり、それをしている人は、
相手のためだなんんて、ちっとも思ってなくて、
究極的に自分のためなんですよね。
だからおせっかいだなーって思わせちゃうんですね。
また、自分の保身のために、
周りに優しくしたり親切にしたりしていると、
それも周りからみると、浮いて見えます。
なんか、あの人、浮いてるよね、ってなる。
どうしてかって。
自分のことしか考えてないからなんだよ。
自分の事しか考えてないのに、
人のためみたいな事しちゃうと、
本当に浮いて見えます。
これを、地に落とさないとなりません。
本気で、相手の立場に立つことをするか、
または、他人に嫌われてOKと許可して、
傍若無人に生きるかの、
選択したほうがいいのです。
嘘ついて、他人に優しくするから浮いて見える。
嘘が浮いて見えるのです。
他人の気持ちを本気で考えるか、
または自分に集中して生きるか、
どちらか選択する必要があります。
そうすれば、
浮いて見えることはなくなります。