私がずっとヒプノの被験者になってもらってきた友人がいる。
実験させてもらって、ずっと何度も何度もその友人にヒプノをしてきた。
今までに10回以上、彼女にヒプノをし、彼女の前世を見てきた。
私が彼女を被験者に選んだのは、
彼女には
他人に依存するのではなく、
自分で解決する知性があるように思ったからだ。
ヒプノで体験したことを
自分なりに咀嚼する力があるからだ。
先日、その友人と話してて、
やっぱりヒプノも10回くらいすると、
非常に人生全体が統合的にみえてくる。
自分がいつも繰り返しているパターン、
何度も生まれてきては、同じようなテーマで悩む。
同じようなテーマでつまずく。
そして、共通する使命が見えてくる。
そんなものが忽然と現れてくる。
いつも、これだよね、
私のテーマってこれだよね、っていう部分だ。
知性のある彼女ですら、
そこに至るには
10回くらいのヒプノセッションが必要だった。
この、回数の必要性は前からなんとなく感じている。
前から時々お話ししてますが、
あまり負担なく、何度もヒプノを受けられる、
そんなシステムを構築したいと考えています。
きっと集団ヒプノという形が一番いいと思う。
個人セッションは
クライエントがセラピストに期待するものが大きい。
一対一ですから当然ですが、
本当は自分で解決するのだ!という強い意志が必要です。
自分を癒せるのは自分しかいないです。
自分の気持ちを心地よく保つようにするのは
自分でコントロールするしかないのです。
誰かがわたしを救ってくれる・・ということを
期待しているときはまだまだで、
自分で自分を救うのだと、
まずは心に決めなくてはならないと、
私はそう思っています。
お産もそうですね!
病院にいけば、子供を産ませてもらえる・・なんて
最初は思うのです。
お金払ってるんだし、
この苦痛をやわらげてくれるんでしょ?みたいな。
実際産んでみればわかりますが、
病院なんか何もしちゃくれません。
場所を与えてくれるだけです。
介助してくれるようにみえても、
実際に本気で子供産むのは
自分です。
自分が本気モードに入らなければ、
子供は産めません。
それと同じように、
こうした自分の人生に関することは、
自分が本気モードに入らなければ、
他人のどんな介助もどんなセラピーも
役には立たないものです。
他のどんなセラピーも
あなたにヒントをあたえてくれているだけで、
解決をもたらしたりはしません。
究極の癒しを与えてくれたりはしません。
その後、本気でやるのは
答えをだすのは、
解決して癒すのは
自分なのです!!!
自分でしかそれはできないのです!!
ヒプノはそうした本気モードの人にとっては
とても有効なツールだと思っています。
自分で体験し、自分で気づき、
理解して、悟る。
その確信はゆらぐことがありません。