私は時々ブログに書いている。
「私は生きているだけで楽しいんです」と。
だが、
朝起きた瞬間に楽しい。
生きてるだけで楽しい。
そういう状態になるには、
それ相応の訓練が必要だ。
人は放っておけば、
思い癖の中に入っていく。
癖は簡単には抜けない。
ブロックを外したからといって、
簡単に幸せにはならない。
楽になるには、
楽であり続ける訓練が必要だ。
でなければ、すぐに元の自分の思い癖に戻っていくのだ。
一つ悟った、わかった。わかった気がした。
そうしたら、それを命がけで死守せねばならん!
自然に放っておいて、気持ちが楽になっていくわけではない。
一つ階段を登ったら、放っておいたらまた元の階に戻ってしまう。
そのまま、その一段上った状態を自分の努力で維持しなければいかんのだ。
例えば坂口安吾は若い時に神経をダメにした。
そこから這い上がるために、毎日毎日、訓練を続けた。
そういう訓練が、誰にも必要なのだ。
私が今の状態を維持するのに、何もしてないわけがない。
楽になりたい。もっと楽になりたい。と願う人はいっぱいいる。
そうしてセラピーを受ける。
でも、「楽になりたい」というのはちょっと受け身である。
楽になるには、もっと能動的にならなくてはならない。
そうあることを自らが選択し、
自分を躾けていかなくてはいけない。
何度も何度も自分を躾けて、自己鍛錬し、
自ら楽になることを選択していかなければ、
楽にはならないのだ。
どうしたら楽になるか。
良く考えてみなくてはいけない。
楽でないのはなぜか。
楽でない思考を自分がしてしまうからに他ならない。
それは自分で躾けていかなければいけない。
だれかにそれをしてもらうことはできない。
セラピストはきっかけしか与えられない。
でもきっかけはつかむことができる。
もしセラピーで一段上の登れたと感じたら、
その状態は自分で死守していかないとならない。
その作業はセラピストにはできないことなのだ。
何事も、自らの選択であり、
意図してそこに飛び込んでいかなくてはいかん!