11月の個人セッションのお問い合わせと、 使命について

「次の個人セッションの募集はいつでしょうか」
というメールをいくつかいただいておりました。
HPの方に問い合わせメールを下さっていた方もいて、
そちらのアドレスを全く確認していなかったため、
一ヶ月以上放置していたものもあって、
た、たいへんに、申し訳ございませんでした。汗&滝汗
昨日、初めて、そうしたメールが溜まっていたことに気がつきました。汗
一応、10月1日に11月のセッションの日程を出す予定です。
最近、デスクワークの仕事もありまして、
スクリプトも沢山かかないとならない感じでもあります。
ですので、11月は沢山の日程はあけられないかもしれず、
ご期待に沿えるかどうかわかりませんが、
10月1日の朝の5時にはUPする予定でいます。
ご予約システムに関しては、全体的に改善したほうが良いかと思っているのですが、
どうしていいかわからないので、そのままになっています。。遠い目。。
以前は、順次にご予約を受けてたのですが、
そうしたら、3か月待ちとか4か月待ちとかになってしまい、
それはどうか、と思いやめました。
どういうシステムが良いのかわかっていませんが、
とにかく次回は10月1日に予定をUPします。
みなさんの人生のビジョンは何でしょうか。
たぶん、使命とか天命とかいうものは、
意外に身近なところにあるはずです。
人間は意外と無意識にそのことをやっている事が多い。
ですが、それを自分で「これこそが使命だ」と実感認識できてない。
その実感認識が不足しているがゆえに、
あれでもない、これでもない、と思ってしまう事が多い気がします。
簡単に手にできるもので満足したくない・・というような話もあります。
しかし、簡単に手にできると思っているのは、
ほぼ、自分の幻想に過ぎないです。
どんなことも、本気で取り組もうと思ったら、
そこはいばら道です。いろんなことがあるはずです。
たとえば、ピアノの子供が弾くような曲がありますね。
エリーゼのためにとか、乙女の祈りとか。
ああした曲は、ちょっとピアノが弾ける人であれば、すぐ弾ける曲。
そう。  手に届きやすい曲ですね。
しかし、この曲を、本気で録音する気になってみてください。
フレーズの取り方、和音の響かせ方、
この和声でどこを一番鳴らしたいか、
そうした近視眼的なアプローチから、
全体的な、和声の進行を感じながら、
各箇所の音色のとりかた、
全体としての曲の総合的な視点。
全部を100点にするつもりで録音作業しようとしたら、
最初の一音から、これをどういう音色にするかで悩みます。
「最初のミは、本当にそのミでいいのか!?」
そんな、無神経なミでいいの?
よくないです。
ピアノの椅子に座ったところから、音楽は始まっています。
座って、どういうミを弾くのか、あなたはそこから、
そのミがはっきりイメージできていないとならない。
で、100発100中でその演奏をできるように練習しようという気持ちになったら、
簡単な練習で終わるような曲ではないです。
そこまでやってこそ、「エリーゼのためにを演奏するという使命を遂行した」
と言えるのだと思うのですよ。
つまりは、どこまで神経を張り巡らせるかという問題です。
一つの仕事に、どこまで繊細になれるかという問題だと思うのです。
エリーゼのためにを弾こうとしたときに、
よりよい演奏とは何かと、
自問せねばならないし、
沢山の他人の演奏も聞くべきだし、
フレーズの弾き方に関しては本当によく研究しないとならない。
そうして初めて「エリーゼのためにを弾く使命」は遂行されるのです。
そこまでやったとき、
きっとあなたは、エリーゼのためにを弾くことが、
以前の100倍も楽しくなっているはずなのですよ。
こうしたことはすべてにおいて言えることですね。
エリーゼ?そんなのすぐ弾けるし、私の使命じゃないわ。
とかたずけてると、どんなことも使命にならないです。
つまりは使命というのは、自分で作るものなのですね。
天から与えられると人は思っているかもしれませんが、
それは自らが取りにいくものなのですよ。

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