前回までのお話し。
花巻のブレスワークに行ってきました1
花巻のブレスワークに行ってきました2
午前のセッションが終わると
もう、身体がガタガタで、
午後、持つんだろうか、と思いました。
頭は重いし、倦怠感もあるし、
お昼も食べたい気がしません。
一緒に行ったFさんは、
「絶叫しすぎて、声が出ません」と
がらがら声でいいました。
私は頭が働かず、
話をする気がありません。
お昼を食べながら、清水さんご夫婦と一緒に
体験をシェアしあいました。
シェアーを聞いてると、それぞれ、
事故を体験した方は、その事故の体験が蘇り、
出産トラウマがある人はそれが蘇りしていたように思います。
身体の奥底に眠る、凍結した体験が出てきているようでした。
それは今生だけでなく、前世も含まれているようでした。
私とFさんはぐったりしている気がしましたが、
Wさんはとても元気でよく話しをしていました。
Tさんも、昨日はすごく苦しんでいましたが、
今日の午前のセッションは昨日よりは穏やかだったようです。
午後のセッションが始まります。
あんなに疲れてたのに、
なぜか始まるとのってくるのです。笑
はじまりはゆっくりでした。
なぜか呼吸を始めても、あまり痺れてきません。
しかし、だんだんのってきて、
痺れてトランスに入り始めます。
わたしは突然に
黒いものを産んだと思いました。(お産シリーズ開始!)
その黒々とした感じがいいなと思いました。
すると、突然に、自分はカーリー女神のような存在になった気がしました。
↑カーリー神
実際に、私は、まじで歯を剥き出して、凄い顔して、唸っています。
やめたくても、その顔を止められないのです!
顔に力が入って、ものすごい形相だと思います。
おそらく私は、あのような長時間、
ものすごい形相を続けるなんて、
こんな事もなければ、一生体験しなかったでしょう。
それと同時に身体が勝手に動いて止められません。
辺りに血の匂いが充満してきます。
口の中には、血の味がしてきます。
なのに、不思議に、
その血の味も匂いも、とてもいい感じがしてくるのです。
冷静にその自分を見ている自分がいます。
その自分はただ、見ています。
それとは別に、
人間の切り刻んだものを気持ちがいいと思い、
腕のきれはしを持ち上げ血をすすり、
人間の生首を舐めてる自分がいます。
そして、心の底からその人間を愛してると思うのです。
(【注意】夢物語として読んでくださいね。)
「こんなに愛おしいのだよぁおおおお!」
私は叫んでいます。
人類の起こす戦争も、そこで流される血も、
ものすごく愛おしいのです。
カーリー女神の中に怒りも憎しみもありません。
ただあるのは、強烈な愛おしさです。
死体も生血も、ものすごく愛おしいのです。
舌舐めずりするほどの愛おしさです。
すると、突然に十字架で血を流すキリストが現れました。
カーリー女神の自分は、
これも、ものすごく良い、と思っています。
流す血が素敵だと思っているのです。
「?!!!!」
その瞬間に自分は磔にあっていました。
さっきまで、こんなに愛おしいのだよぉおおーと
動いて動いてのたうち廻ってたカーリー女神の私は、
突然にキリストとなって、はりつけにあっていました。
そして完全に身動き取れなくなりました。
身体は固く硬直して1ミリも動きません。
手も足も胴体もしびれてしびれて、固く重く、硬直しています。
自分は死んだと思いました。
手も足ももう動きません。
展開を見守っている、もう1人の自分が、
この後どうなるのだろうと思っています。
自分から血の匂いがするのだけを感じていました。
しばらくすると、
そっと、清水さんが私の手を取り、揺らしてくれました。
あたたかい手でした。
清水さんが揺らしてくれてるとわかっている自分と、
キリストとして死んだ自分とが同居しています。
キリストからすると、
手を触っているのはマリアで、
死んだ私を磔から外してくれる存在でした。
激しく私の心は揺さぶられました。
私はマリアに、心からの感謝をしました。
そして、
「ありがとうございますぅぅぅ。
ありがとうございますぅう。
ありがとうございますぅううわあああああああ」
と絶叫して泣いていました。
究極的に美しい体験を目撃している自分がいました。
激しい感動が広がって、
また、静かになりました。
過呼吸もこの頃になると、
休みなく呼吸を続けているのに、全く苦ではありません。
普段私が、ピアノの演奏をしながら、生徒に説明したり、
ピアノを弾きながら話しができるかのごとく、
過呼吸を自動演奏しているかのように、呼吸はずっと続けています。
忘れたり、休んだりすることもありません。
そんなことをしたら、演奏が止まってしまうのを私は知っているのです。
磔から降ろされても、
私は死んだことには変わりません。
自分が寝ている布団が、棺桶だと思いました。
棺桶の中で、私はただ、静かにしていました。
再び、沈黙の時間がながれました。
すばらくすると、
ふっと「復活せよ!」と声を聞いた気がしました。
復活!?
つづく。。
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